山に学び「キノコ」を知る勉強会

 山間地域の秋の豊かさとキノコ採りの楽しさを味わおうと、本格的なキノコシーズンを前に平谷村の「山に学び「キノコ」を知る勉強会」が25日、村役場で開かれました。
 
 勉強会には村内や豊田市から20人余が参加。参加者が持ち寄ったキノコがテーブルに並べられ、講師の長野県きのこ衛生指導員の井坪俊文さんと金田良一さんから説明を受けました。
 
 持ち寄ったキノコは、広く食用とされているショウゲンジやハタケシメジをはじめ、サンゴのような形をしたホウキタケ、キノコが束になって大きな株を形成しているシャカシメジなど食用キノコが20種、中毒事例のあるホテイシメジ、スギヒラタケ、ケロウジなど有毒、不食キノコ13種に区分されました。
 
 参加者は食毒の分かったキノコを手にとって、カサと茎の色や形状、カサの裏の網目(管孔)とヒダの違いなどを観察しながら、キノコの名前や食用、有毒などについて確認しました。
 
 ホウキタケの周りでは誤食しやすい有毒のハナホウキタケ、キホウキタケの形や色による見分け方を熱心に学んでいました。
 
 食用と識別されたキノコの周りでは匂いを嗅いだり、キノコ図鑑を見ながら広葉樹林内に群生していたとか、おすすめの料理方法、食べ過ぎると消化不良を起こすなどといった談議で盛り上がっていました。
 
 講師の井坪俊文さんは、中毒事例のあった有毒キノコを具体的にあげ、「カノシタ、キシメジなどが有毒キノコになったので食べないように」と注意を促しました。また、金田良一さんは「尾根伝いに歩き、目印を意識して上下を探すようにして道に迷わないように」とアドバイスをしました。
 
 勉強会を担当した米山照実さんはキノコ狩りの道具や服装、採取方法、マナーなどについて呼び掛けました。